Future is mine

Future is mine

Magic night

夜に浮かび上がる街は輝いて
白く凍る吐息 風に乗って流れ星

聖夜の妖精が街に舞い降りて
恋人の二人の肩をそっと引き寄せる

the Magic night...

今ひとり 貴方を想う
貴方への気持ちが待ち合わせをした噴水のように湧き上がっている
かじかむ手に息を吹きかけて呼びかける
「そばに来て...」

プレゼント抱えた 小さな女の子
空から舞い落ちる白い羽に手を伸ばす

聖夜の妖精は風とたわむれて
寒がりな私の赤い頬に口づける

the Magic night...

今ひとり 貴方を想う
二人でいられればほんのささやかな幸せさえも永遠になる
貴方の胸の前で目を閉じるから
その細い腕で抱きしめて欲しい...

奇跡の訪れを告げる鐘が鳴り渡る

今ひとり 貴方を想う
胸によぎる不安も街の灯に消えてゆく
石畳打つ足音に 貴方の声を待つ
「早く隣に来て...」
凍えそうな私の肩を抱いて

そばにいて...ただそばにいて...
今宵、魔法の夜 たったひとり待っている

貴方だけ... 貴方だけ...


<コメント>
Molice112作目のクリスマスソング。
これまたthe brilliant greenの「angel song~イヴの鐘」がベースになっています。
原曲の印象がかなり残ってしまったように思いますが、読む人に想像させるようなスタイル・言葉の選び方など、個人的にはかなりの出来だとも思っています。
クリスマスを初めて彼と過ごそうと待ち合わせをする女の子の心を描いた詞で、ストーリーの結末は読んだ人それぞれが想像できる様な作品ではないでしょうか?(果たして彼は来るのかな??)
「待つ切なさ」も味わっていただければ、作詞家冥利に尽きます(笑)


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